製薬マネーと医師・薬剤師の主体性
2019年6月30日(日)雨の中、灘高で開かれたシンポジウム「医師と製薬マネー」に参加した。明瞭に語られたのは予想どおりで、日本の医療界のリーダー格と目される医師たちの主体性の無さ、さらにモラル・ハザードだ。「ばれなければ良かろう」と高を括っていた彼らだが、データベースが公開され、金の流れに国税庁も目を付けているという、さぞかし慌てていることだろう。一方、心配になったが、若き医師・薬剤師たちの主体性・自尊心を傷付けていないかと言うことだ。老婆心(正確には老爺心)ながら、経験を交えてその対応を述べたい。